昔は面白かったな

回想の文壇交友録
新潮新書　８４１

新潮社
石原慎太郎　坂本忠雄　

• 価格: 792円（本体720円＋税）
• 発行年月: 2019年12月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784106108419

内容情報

[BOOKデータベースより]

作家として政治家として半世紀余、常に時代の最前線を駆け抜けてきた石原氏と、文芸編集者として同時代を歩んできた坂本氏。小林秀雄や川端康成、三島由紀夫など、活気にあふれたかつての文壇での交友と逸話の数々、戦前から戦後の忘れがたい情景、時代と読者から遠ざかる現代の文学状況への危惧―五度に及ぶ対話を通して、文学と政治、死生まで縦横に語り合う。

１　知性への反逆（小林秀雄の「バカヤロウ」；半世紀を越える創作活動　ほか）
２　時代の刻印（悪筆を「邦文和訳」；安保闘争と「若い日本の会」　ほか）
３　文学と悪（「悪党」を書く小説；太宰とは逆の陽気な背徳　ほか）
４　文学と死（観念派よりも肉体派として；最後の未知、最後の未来　ほか）
５　政治と文学（文壇の核、カリスマの不在；同世代作家との率直な交歓　ほか）

[日販商品データベースより]

人間的な、あまりに人間的な。逸話が満載！　小林秀雄や川端康成、三島由紀夫など、かつての文壇での逸話の数々、戦前から戦後の忘れがたい情景、現代の文学状況への危惧――五度の対話を通して語り合う。