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[BOOKデータベースより]
第1部 世界文学は理論のなかに産まれる(世界文学のエピジェネティクス;漱石の(反)世界文学と(反)翻訳;運動としてのモダニズム―ニカラグアから日本へ;『坊っちゃん』の世界史―ラファエロからゴーリキーまで)
[日販商品データベースより]第2部 世界文学の聞こえる場所(古謡と語り―漱石の翻訳詩から小説へ;猫との会話と文学の可能態―コレットの『牝猫』と谷崎の『猫と庄造と二人のをんな』について;フランツ・カフカの「変身」と宇野浩二「夢みる部屋」というモダニストの部屋;自分のアイデンティティへ―高橋たか子『空の果てまで』とモーリヤック『テレーズ・デケルウ』)
第3部 引き継がれる世界と生命(世界文学としての三つの生命―漱石、スタイン、ジェームズ;文学の生命線―『リリカル・バラッズ』から漱石へ;世界文学の文体チューニング―手紙の中のローザ・ルクセンブルク)
世界文学と日本近代文学との具体的な関係の緻密な分析を通して,世界文学論が掘り起こす問題系に応える.世界史・世界文化と密接な関係性をもつ世界文学からの,日本近代文学による摂取の複雑な過程が解きほぐされる.日本近代文学研究から発信される世界レベルの知の再編成.