- 源氏物語といけばな
-
源氏流いけばなの軌跡
ブックレット〈書物をひらく〉 20
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2019年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784582364606
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[BOOKデータベースより]
十八世紀後半、いけばなの歴史で初めて『源氏物語』を取り入れ一世を風靡した「源氏流いけばな」。二代で断絶し、十九世紀には廃絶したとする通説に反して、じつは、帰郷した子孫によって流派は存続し、秘伝も伝承されていた。その幻とされていた『源氏物語』との関係を詳らかにし、古人がこの物語を五感で堪能していた様を明らかにする。
1 千葉龍卜―源氏流いけばなの創始者(現代における知名度;源氏流の由来 ほか)
[日販商品データベースより]2 源氏流いけばなの伝授―三段階伝授(源氏流いけばなの三段階伝授;第一段階 ほか)
3 大嶋宗丹―源氏流いけばなの大成者(大嶋宗丹の略歴;大嶋宗丹と『源氏物語』―真の巻 ほか)
4 円尾遊龍―源氏流いけばなの革新者(円尾家と徳大寺家;徳大寺家と華道 ほか)
5 家元騒動―源氏流いけばなのゆくえ(暁雲斎の家系;円尾家の悲劇 ほか)
源氏物語と足利将軍家に淵源を持つという華道流派「源氏流」。18世紀の江戸に出現して隆盛を誇った流派の軌跡のうちに、日本文化が源氏物語を受容した一つのあり方をみる。