- 東ドイツ史1945ー1990
-
Kleine Geschichte der DDR 1945ー1990
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2019年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784560097335
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[BOOKデータベースより]
東ドイツ研究の第一人者による通史の決定版!指導者や政党など政治的な動向を中心に、「分断国家」の変遷をたどり、一般読者や学生に分かりやすく解説。数多く改訂を重ねる基本図書。
第1章 独裁への道
[日販商品データベースより]第2章 一九五〇年代の東ドイツ
第3章 壁の影での安定化―一九六〇年代
第4章 ホーネッカー時代―一九七〇年代
第5章 最後の一〇年間
第6章 ドイツ統一への道のり
第一人者による通史の決定版!
ドイツ民主共和国(東ドイツ)は、戦後40年以上、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)と二分された「分断国家」だった。ドイツ社会主義統一党(SED)が実質的に独裁し、東西冷戦の最前線に陣取り、市民は秘密警察に常に監視され、言論の自由も厳しく統制されていた。しかし80年代、ゴルバチョフが東欧の共産主義政権を維持する方針を放棄し、これを拒否したSEDに対し、市民による抗議運動が拡大する。そしてついに89年、ベルリンの壁が開放、翌年、再編された5つの州は西ドイツへ加盟し、消滅するに至った。
本書は刊行以来、数多く改訂を重ね、「最もスタンダードな通史」として高く評価されている現代史だ。特長は、指導者や政党など政治的な動向を中心に、権力機構の誕生と崩壊という一本の筋道を設け、物語性がある点だ。この変遷をたどることで、一般読者や学生にも分かりやすい構成になっている。いわば政治史を中心に簡潔にまとめられた、新しい正統派の「入門書」と言えるだろう。著者はドイツ現代史研究者、マンハイム大学で東ドイツ研究の泰斗ヘルマン・ヴェーバーに師事、SEDの歴史と党内粛清、大衆組織が専門。図版多数・参考文献・人名索引収録。