- いざなぎ流祭文と儀礼 増補
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- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2019年11月
- 判型
- A6
- ISBN
- 9784831826015
[BOOKデータベースより]
高知県旧物部村に伝わる民間信仰・いざなぎ流―。中尾計佐清太夫に密着した、十五年にわたるフィールドワークによって祭文・法文・神楽、そして式王子の儀礼現場を解明した本書は、陰陽道、民俗信仰研究の現在をアップデートする。
序章
第1章 「山の神の祭文」の世界―山のものは山へ、川のものは川へ
断章1 病人祈祷と「天刑星の祭文」
第2章 巫神祭祀考―修行する死者霊たち
断章2 神懸かりする神楽
第3章 神楽・祭文・呪術―「御崎様の祭文」と式王子
第4章 「呪詛の祭文」と取り分け儀礼―「法者」の世界へ
第5章 表のなかに裏あり―「天神の祭文」と天神法
補論1 「いざなぎ流」研究史の総括と展望―二〇〇六年まで
補論2 民俗学はいかに“歴史”を記述するか―小松和彦著『いざなぎ流の研究―歴史のなかのいざなぎ流太夫』を読む
高知県旧物部村に伝わる民間信仰・いざなぎ流――。中尾計佐清太夫に密着した、15年にわたるフィールドワークによって祭文・法文・神楽、そして式王子の儀礼現場を解明。文庫化にあたり最新研究状況も増補。陰陽道、民俗信仰研究の現在をアップデートする。
【目次】
序章
第一章 「山の神の祭文」の世界――山のものは山へ、川のものは川へ
断章1 病人祈?と「天刑星の祭文」
第二章 巫神祭祀考――修行する死者霊たち
断章2 神懸かりする神楽
第三章 神楽・祭文・呪術――「御崎様の祭文」と式王子
第四章 「呪詛の祭文」と取り分け儀礼――「法者」の世界へ
第五章 表のなかに裏あり――「天神の祭文」と天神法
〔補論1〕「いざなぎ流」研究史の総括と展望――二〇〇六年まで
〔補論2〕民俗学はいかに〈歴史〉を記述するか――小松和彦著『いざなぎ流の研究――歴史のなかのいざなぎ流太夫――』を読む
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あとがき
計佐清太夫、巫神となる――文庫版あとがきにかえて
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