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- 分かれ道
-
ユダヤ性とシオニズム批判
PARTING WAYS- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2019年11月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784791770793
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[BOOKデータベースより]
ユダヤ人であることと、シオニズムを批判することは両立しえないのか。ユダヤ性とは何かを徹底的に主題化しつつ、パレスチナ・イスラエル問題の核心にせまる。レヴィナス、ベンヤミン、アーレント、サイードの思想を読みとき、現代を代表する思想家が、いま私たちがとるべき道を模索する。
はじめに―自己からの離脱、エグザイル、そしてシオニズム批判
[日販商品データベースより]第1章 不可能で必要な責務―サイード、レヴィナス、そして倫理的要請
第2章 殺すことができない―レヴィナス対レヴィナス
第3章 ヴァルター・ベンヤミンと暴力批判論
第4章 閃いているもの―ベンヤミンのメシア的政治
第5章 ユダヤ教はシオニズムか―あるいはアーレントと国民国家批判
第6章 複数的なるものの苦境―アーレントにおける共生と主権
第7章 現在のためのプリーモ・レーヴィ
第8章 「エグザイルなくして、私たちはどうしたらよいだろう」―サイートとダルウィーシュが未来に語りかける
世界的思想家による、ユダヤそしてシオニズムをめぐる画期的提言
いまなおその混迷を極めるパレスチナ/イスラエルをめぐる問題に、現代を代表する思想家がせまる。なぜこの問題は解決しないのか。イスラエルという国家の本質、そしてパレスチナの人々の苦難。そこにはシオニズムという大きな問題が横たわっていた。ユダヤ性とは何かを徹底的に主題化して論じ、たがいに手をとりあう「二国民国家創造」の可能性を追求する。