- 「本当の豊かさ」はブッシュマンが知っている
-
AFFLUENCE WITHOUT ABUNDANCE
- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784140817964
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[BOOKデータベースより]
「2030年に労働時間は週15時間になる」と経済学者ケインズは予言した。はるか昔、すでにそれを実現した人々がいる。文明の成功が、どれだけ持続したかで決まるなら、カラハリ砂漠の狩猟採集民ブッシュマンは、人類史上最も成功したと言える。何万年も前から、週15時間の狩猟採集で暮らし、岩絵や物語を楽しみながら繁栄してきた。勤勉を美徳として物に囲まれる現代人よりも、はるかに豊かな暮らしを享受していたのだ。はたして私たちの「労働」や「豊かさ」についての考え方は、正しいのだろうか?気鋭の人類学者が、ブッシュマン社会を通して、現代文明の“常識”を根底から問い直す意欲作。
第1部 古い時代(勤勉の報酬;母なる山;浜辺の小競りあい;入植者;いまを生きる;ツムクウェの道路)
[日販商品データベースより]第2部 過酷で豊かなカラハリでの暮らし(洞のある木;強い食べ物;ゾウ狩り;ピナクル・ポイント;神からの贈り物;狩猟と獲物への感情移入;狩りの成功を侮辱する)
第3部 新しい時代(ライオンが危険な存在になるとき;恐れと農業;ウシの国;狂った神々;約束の地)
想像してみよう、週に15時間しか働かなくていい社会を
「勤勉は美徳」ではない。人類は農耕を開始する前の20万年間、今よりずっと少ない労働時間で、ずっと豊かな暮らしを送っていた。はたして私たちの「労働」「豊かさ」に対する考え方は正しいのか? 気鋭の人類学者が、現代文明の“常識”を根底から問い直す意欲作。