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[BOOKデータベースより]
「ファイナンス的発想」のすすめ。地域の企業価値を高め、住民の生活水準の向上を図る、理論分析と実証分析の成果。答えは「ファイナンス的発想」にあった。
第1部 企業編(企業価値の評価と計測;瀬戸内発祥の企業の形態と経営戦略;資金調達と資本構成が企業価値に及ぼす影響)
[日販商品データベースより]第2部 政策編(金利規制が貸金市場に及ぼす影響;司法制度改革が民事訴訟に及ぼす影響;地域の交通問題に向けての政策提言)
地域活性化の議論においては、マスコミ等で個別的な事例の印象論的な現状が紹介されているにすぎない。産学連携の関連で社会に継続的に貢献してきた理系と異なり、社会科学系の場合、その知見が地域社会に応用されるようになったのは最近のことである。
本書では、現在事業活動を行っている地域の企業が、地元で自立して存続が可能となるための経営戦略のヒント及び地域活性化を高めていくための指針を提供している。また、地域住民の生活の質向上にもファイナンス的発想は役立つ。法制度の整備によることでも可能であるが、リスク回避度の異なる経済主体の間でリスクを移転・分散させる契約を結ぶことにより、社会的弱者を救済できるようになることもある。
日本の地域経済活性化のため、そこで住む人たちが働く地域企業の実態を社会科学の別分野の手法を応用するという取組みは、これまで行われてこなかった。この本が地域企業の価値を高め、そこに住む人たちの生活水準の向上に少しでも貢献できればと思っている。本書を通して、読者は地域創生への取組みの糸口を知ることができるであろう。