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[BOOKデータベースより]
「哲学は学問ではない」「哲学は文学ではない」。“哲学は何でないか”をめぐって綴られたちょっとセンチメンタルな20世紀思想読本。附論「東大生は性格が悪い?」を併録。
はじめに―哲学は何でないか
[日販商品データベースより]第1章 哲学は学問ではない
第2章 哲学は文学ではない
第3章 哲学は「日本文化論」ではない
第4章 哲学は宗教ではない
第5章 哲学は精神分析ではない
第6章 哲学は道徳ではない
第7章 哲学は物理学ではない
第8章 哲学はポストモダンではない
附論 東大生は性格が悪い?
哲学って一体なんだ? それは果たして学問なのか。「ポストモダン」などというものが本当にあるのか?
本書は、かつて「ニューアカ」かぶれだったという著者が、自らの哲学書遍歴を開陳しつつ、哲学をめぐる自身の長年の疑問に解答する、ちょっとセンチメンタルな思想読本である。
【主な内容】恐らく最重要な哲学書『存在と時間』/キェルケゴールのかっこよさ/構築主義はトンデモ科学/最古の恋愛論はプラトン『饗宴』/フランクフルト学派と『100万回生きたねこ』/デカルトが正しい/ラカンは教祖になっただけ/「フェミニズム哲学」というのは、ない/LGBTを味方にしておけば、まあ安全/「反証可能性があるのが科学」に反証可能性があるのか/いい加減、あまりにいい加減なポストモダン/etc.
附論として「東大生は性格が悪い?」を併録。