- 憲法判例のコンテクスト
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- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784535520998
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[BOOKデータベースより]
憲法判例の「コンテクスト」を読み込めば、見えてくるのはリアルな知的世界だ。法学セミナー誌の人気連載、時を超えて待望の書籍化!
1 「判例」を読む(下級審の裁判例を通して「判例」を読む;謝罪と反論;知る権利 ほか)
[日販商品データベースより]2 コンテクストを読む(京都府学連事件判決というパラダイム―警察による情報収集活動と法律の根拠;尊属殺重罰規定違憲判決のコンテクスト;司法消極主義と司法積極主義 ほか)
3 インタラクション(鳥籠の中の「言論」?―「公の施設」の閉鎖性/「道路」の開放性;「政府の言論」と「思想の自由市場」;対談)
Part1では、下級審の裁判例と憲法の基本判例との対比を通じて、基本判例を読む。
判例単体で読むだけでなく、下級審からの流れや、関連する他の事件の下級審判決の存在を把握し、その「コンテクスト」を理解すれば、基本判例の趣旨や構造がよく見えてくるだろう。
各回のはじめに設問を用意し、「読み」をとおして解答を導けるように工夫している。
Part2は、基本判例の背景にある事実(時代背景)や、学際領域に目配りすることで、読者に基本判例をより立体的に理解してもらうことを目的としている。
時代背景は判例の「コンテクスト」であるが、「憲法訴訟」といった訴訟形式が現実には存在しないなかで、違憲審査や憲法判断は常に刑事訴訟、民事訴訟、行政訴訟などの他の訴訟形式を借りて行われていることを踏まえれば、憲法以外の法領域も、憲法判例を理解する重要な「コンテクスト」となりうるだろう。
Part1が、下級審と最高裁という「縦」の関係から憲法判例を読むものであるのに対して、Part2は、事案を取り巻く時代状況や、事案に関連する他の法領域といった「横」の関係から憲法判例を読むものである。
最後に、本書のコンセプトをよりよく伝える企画として、著者同士の対談を収録する。