争点としてのジェンダー

交錯する科学・社会・政治

ハーベスト社 地方・小出版流通センター
江原由美子　加藤秀一　左古輝人　

• 価格: 2,860円（本体2,600円＋税）
• 発行年月: 2019年10月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784863391116

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１章　日本の定期刊行物記事における語句「ジェンダー」とそれを取り巻く語彙の変遷　１９８０年代‐２０１５年
第２章　“敵”を抽象化するレトリック―保守系論壇誌『諸君！』における反フェミニズム言説の変遷
第３章　「原因」としての家族―「同（両）性愛」をめぐって
第４章　学的概念としてのジェンダーはどのように組織化されたか
第５章　ジェンダー論と生物学―永続する闘争か？
第６章　ジェンダー概念をめぐる攻防を「科学コミュニケーション」の視点から読む
補論　「構築主義」は「ポスト真実」を準備したか？