- 希望が死んだ夜に
-
- 価格
- 869円(本体790円+税)
- 発行年月
- 2019年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784167913649
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北区の太
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純真
純真、今や死語と化しているこの表現が、主人公(と敢えて言わせて貰うが)の2人の女子中学生にはぴったり来る。自分の置かれた環境に負けることなく、互いに支え合いながら、己が信念・信じるところに従い努力を重ねる2人。しかし、最後は...。これ以上はネタバレに繋がるので触れないが、この2人に比べると周囲の大人は何故にこんなにも弱く、狡いのか。純真さとともに強さ・誠実さを失ってしまうのだろうか。こうした2人のことを理解(作品の中では“想像”という表現を使用しているが)しようとする女性刑事と、最初はそれに違和感・反発を覚えながらも共感し、(女性刑事・女子中学生に)寄り添おうとするもう1人の野心を持った刑事。この4人を中心にストーリィは展開して行く。最後に明かされる謎解きは切ない。
[BOOKデータベースより]
神奈川県川崎市で、14歳の女子中学生・冬野ネガが、同級生の春日井のぞみを殺害した容疑で逮捕された。少女は犯行を認めたが、その動機は一切語らない。何故、のぞみは殺されたのか?二人の刑事が捜査を開始すると、意外な事実が浮かび上がって―。現代社会が抱える闇を描いた、社会派青春ミステリー。
[日販商品データベースより]希望が死んだ夜みたいに真っ暗なこの国で――
面白い作家が、凄い作家になる瞬間がある。
本書を読んだとき、天祢涼は凄い作家になったと、感嘆した。
――細谷正充(文芸評論家)
彼女を死に至らしめたのは社会なのではないか?
社会派×青春×ミステリーの見事な融合。
本書に出合えてよかった。
――ベル(文学 YouTuber)
神奈川県川崎市で、14歳の女子中学生・冬野ネガが、同級生の春日井のぞみを殺害した容疑で逮捕された。少女は犯行を認めたが、その動機は一切語らない。何故、のぞみは殺されたのか? 二人の刑事が捜査を開始すると、意外な事実が浮かび上がって――。現代社会が抱える闇を描いた、社会派青春ミステリー。
解説・細谷正充