この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 名古屋港を語る
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2024年11月発売】
- 新編新幹線をつくった男 伝説の技術者・島秀雄の物語
-
価格:3,300円(本体3,000円+税)
【2024年06月発売】
- EVショック
-
価格:990円(本体900円+税)
【2023年02月発売】
- 電力マーケティング その本質と未来
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2024年09月発売】
- そこが知りたい電力自由化
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2016年07月発売】
[BOOKデータベースより]
鉄道沿線に埋もれた地域史話と汽車写真を重ね合わせた初めての鉄道図書が誕生。幼少の頃から汽車が好きだった81歳の著者が、各沿線を走り続けた汽車を「昭和史の証言者」「沿線史の目撃者」との汽車観に立ち、埋もれたいくつかの地方史を拾い出して正しく次世代に伝えようと、関連する郷土史や文献、その史物にゆかりある50年前の写真とを重ね合わせて、新趣向の物語沿線史を書き上げた。
第1部 峠に挑んだ汽車の風景(矢岳峠(やたげとうげ・肥薩線);冷水峠(ひやみずとうげ・筑豊本線) ほか)
[日販商品データベースより]第2部 汽車を動かした人たち(機関区で働いた人たち;誇り高き機関士たち ほか)
第3部 鉄道沿線史―埋もれた地域史探訪(昭和新山ものがたり―「不吉極まりない」と軍は報道を封殺;アイヌ首長シャクシャインの武装蜂起―埋もれた民族の象徴的反乱 ほか)
第4部 沿線風物誌―日常的な昭和の風景(宗谷丘陵の不思議―生きている氷河期;オホーツク冬の生活―活況見せる流氷見物 ほか)
補遺(夏目漱石「汽車論」の辿り着くところ;鉄道ファンの写真ナショナリズム)
汽車写真137枚掲載。
山田洋次氏(映画監督)、中村梧郎氏(フォトジャーナリスト・前岐阜大学教授)、関 次男氏(写真家)推薦。
81歳の鉄道ファンが知った沿線史話から「消してはならない地域史」を選び、その関連史料と50年前の記録写真を重ね合わせた鉄道沿線史を書きあげた。
歴史にはさまざまな顔がある。すっかり消えてしまった歴史があれば、後世に伝えなければならない大切な歴史もある。封殺された歴史もあれば、故意に作られた欺瞞の歴史もある。こうした懸隔は今も続いている。
私は50年前、ふとした機会から全国の鉄道沿線を渡り歩いた。
その頃、汽車は元気だった。明治以来、走り続けて100年。
汽車は、沿線地域にとって移り変わる時代の証言者・目撃者だった。
そんな私の「汽車観」から、沿線の歴史や風物にゆかりある当時の写真を取り出し、これと関連する文献・郷土史などとを重ね合わせたスタイルの沿線史話を次世代の皆さんに伝えようと書き綴ったのが本書である。