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[日販商品データベースより]
子どもをお医者さんに連れて行く時の読み聞かせ絵本は、
ありそうで、なかった絵本です。
なぜ、お医者さんのところに行くのか?
なぜ、注射を打たれるのか?
どうして痛いのか――?
子どもに嘘をつかずに、検査や治療を受けることを
きちんと納得してもらうための一冊です。
お子さんの体調がすぐれなかった時、
お医者さんの診察を受けることは誰もが経験することでしょう。
診察のなかで、注射や浣腸が行われ、
医療機器を使った精密検査やカテーテルなどの処置が必要なこともあります。
そんな時、お子さんにどのように説明していますか?
「大丈夫。なんともないから……」
「すぐ終わるからね」
「痛くない。全然痛くないからね」
と、その場をやりすごす言葉を発していることはありませんか?
けれど、結果として「嘘」となってしまったことはありませんか?
子どもは、状況がよくわかっているそうです。
だから、お子さんに嘘の説明をすることなく、
本当のことをやさしく伝えてあげたいものです。
「体のことが心配なの。だから、お医者さんに診てもらうからね」
「少し時間はかかるかもしれないけれど、きちんと調べてもらおうね」
「痛いかもしれないけれど、少し我慢しようね」
それが、子どもの心を裏切らないお子さんの支え方のひとつかもしれません。
絵本「はんなちゃんとへんちくりん」は、
お医者さんにかかることになったお子さんと
家族がともに頑張るための読み聞かせ絵本です。(本書カバーより)