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[BOOKデータベースより]
経済学とはどういう学問でなぜ信用されていないのか
[日販商品データベースより]第1部 社会科学のキーワード―経済・社会を読み解く言葉の成り立ちと内容(労働;契約;正義 ほか)
第2部 科学という枠組み―社会科学のための科学(科学とは;プラトンとアリストテレス;科学的探求の手続きと「反証可能性」 ほか)
第3部 翻訳学問・輸入学問―日本の社会科学にどこまで独自性が?(「舶来」という言葉;翻訳という作業:天才的な西周;学問の輸入と翻訳は:社会科学の場合 ほか)
経済学の生き残る道は
私はこの本を,読者の皆さんに社会科学とは,特に経済学とはどのように生まれ,どういうものになったのかを知ってもらうことを目的に書きました。ここで早くも,こういう問いかけは当たり前で何で改めてそういうことを言うのかと,いぶかしく思う方も相当出てくると思います。しかし,こう問いかけるにはいくつかの理由があります。1つには,我が国の今までのこうした入門書,特に経済学をベースにし,しかも現代の新古典派経済学に批判的な立場からの入門書への違和感のためです。……本書は実は20年ほど前に,勤務校であった横浜国立大学での教養教育科目「社会科学概論」の教科書として計画されたものです。しかし,随分と出版が遅れました。学問の進歩と現実社会の動きの早さに執筆のスピードが追いつかなかったことが最大の理由です。そして本の性格も当初のものからかなり変わりました。また首都圏の複数の大学で同主旨の科目を数十年間担当したこと,述べ10社近い企業の総計10万株ほどのささやかな株主となり,その成功と失敗を通じて“資本主義”を実感したりもしました。こうした経験も踏まえて,この本を単なる教科書ではなく社会科学や経済学についての教養書としての性格をもたせることにしました(本書「まえがき」より)。