- 脱毛の歴史
-
ムダ毛をめぐる社会・性・文化
- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2019年07月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784490210149
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[BOOKデータベースより]
時代と社会に翻弄されつづける、「体毛」へのまなざし。進化論のインパクト、意思と社会規範、正常と異常の境界、価値の所在―個人の身体を超えて、政治、医療、科学、商業活動から戦争のあり方までをも方向づけてきた、体毛という「問題」。植民地時代から現代にいたるアメリカを例にたどり、見えてくるものとは。
序論―やむを得ない苦痛
[日販商品データベースより]第1章 毛のないインディアン―南北戦争以前の蛮行と礼節
第2章 体毛の手入れのための化学薬品―自家製の治療法から、あらたな産業秩序まで
第3章 ひげ面の女と犬面の男―ダーウィンが明らかにした史上最大の露出とは
第4章 「白く、なめらかで、ビロードのような肌」―X線脱毛サロンと社会的地位の変化
第5章 腺によるトラブル―性ホルモンと常軌を逸した発毛
第6章 剃らざる者―「腋毛ぼうぼうのフェミニスト」とウーマン・リブ
第7章 「いちばん下をきれいにする」―労苦、ポルノグラフィとブラジリアンワックス
第8章 魔法の弾丸―レーザー脱毛の規制と選択的医療
第9章 「次なるフロンティア」―遺伝学的エンハンスメントと体毛の終焉
結論―私たちはみな、毟られている
毛のないことが欠陥として認識されていた時代から、脱毛は美しさ、清潔さのための「身だしなみ」とされてきた流れには
どのような背景があったのか。
資料を辿りながら、脱毛とそれを取り巻く背景について、歴史・社会・政治・経済などの様々な絡み合いを紹介し、明らかにする。