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[BOOKデータベースより]
古代・中世人の思い描いていた世界、感じ取っていた存在は、科学と合理的思考の前に無残に色あせ、力なく萎えてしまったのか。歌、物語、説話、あるいは絵画、肉体の所作に込められて長く継承されてきた心とその働きを、現代を生きるわれわれの課題として問い直す。
前書き―本書の主旨
[日販商品データベースより]第1章 龍蛇と菩薩―救済と守護
第2章 東アジアの龍蛇伝承
第3章 龍蛇と仏法
第4章 龍宮伝承
第5章 龍蛇と観音
第6章 檜垣の嫗の歌と物語―伝承の水脈
第7章 講義「水の文学誌」―実践の記録
常世の国、ワタツミの宮、龍宮などの異境、その水の異界から訪れる童子と美麗な女あるいは嫗、ワニ、龍、雷、これらに対する古代・中世の人々の畏れ、敬い、頼り、忌み憚り、嫌い、卑しみ、懐かしみ、憧れる心のはたらきを読み解き、それが表現を得る機制を解き明かす。過去の文芸を享受することによって新たな創作活動が営まれ、あるいは創造的表現行為を通じて蘇生し継承される始原の心性、そのような相互作用を文学研究の枢要な課題として論述する。