- 犬神考
-
迷信に対する人々の意識の変容
早稲田大学エウプラクシス叢書 17
- 価格
- 4,400円(本体4,000円+税)
- 発行年月
- 2019年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784657198020
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[BOOKデータベースより]
人はなぜ迷信にとらわれてきたのか。かつて高知県内を中心に流布した憑きもの筋の一種、「犬神」。この前近代的な観念が戦後、人々の間で変容していく過程を古老たちへのインタビューや過去の資料分析を通じて解明する。
第1部 憑きもの筋研究再考(研究史;憑きもの筋研究再考―学術研究の傾向と「強制力」としての機能)
[日販商品データベースより]第2部 高知県における「犬神」観の変容(現在の「犬神」観の事例―高知県と徳島県でのフィールドワークから;「犬神」観変容の実情と戦後社会の影響)
第3部 高知県の「犬神」観に働いた独自の「強制力」(「犬神」に関する知識を発信する文献資料の考察;戦後高知県における民俗の取り扱い;生活改善諸活動と戦後高知県の「生活改善」)
第4部 学術研究と生活世界の生み出す相互作用(学術研究と生活世界の生み出す相互作用;「強卵式」からみる生活世界とメディア上の情報間の相互作用;高知県の「犬神」観の変容の全体像)
第5部 結論(「犬神」と「憑きもの筋」;本書の結びとして)
人はなぜ迷信にとらわれてきたのか――。
かつて高知県内を中心に流布した憑きもの筋の一種、「犬神」。この前近代的な観念が戦後、人々の間で変容していく過程を古老たちへのインタビューや過去の資料分析を通じて解明する。