この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- かわいい幼なじみくんにはウラがある!?
-
価格:891円(本体810円+税)
【2025年04月発売】
- ふろふき大根のゆうべ
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2024年04月発売】
- もふきゅんベイビー! 1
-
価格:792円(本体720円+税)
【2022年10月発売】
- 小説ゆずのどうぶつカルテ 12
-
価格:748円(本体680円+税)
【2023年02月発売】
- ヴァンパイア・溺愛パラダイス 6
-
価格:770円(本体700円+税)
【2023年05月発売】
[BOOKデータベースより]
ファンタジーはどこへゆくのか?トールキンの『指輪物語』から始まったモダン・ファンタジーの歴史。「ここ」とは違う場所へのあこがれを一身にひきうけてきたファンタジーは、いまどうなっているのだろう?トールキン、エンデ、ル=グウィン、ローリング、荻原規子、小野不由美、そして…第一人者によるファンタジー案内。
1 ファンタジーからネオ・ファンタジーへ(対・現実から脱・現実へ―ネオ・ファンタジーの流れ;二重性の文学としてのファンタジー―『ナルニア』から『指輪物語』そして映像の時代へ;ファンタジーとはなにか―遠近法の文学)
[日販商品データベースより]2 海外篇―層をなす構造の力学(ミヒャエル・エンデ 「虚構の可視化」へ舵を切った児童文学ファンタジー―絵にならないものは書かない;アーシュラ・K.ル=グウィン 元型とミセス・ブラウン―あるいはアニメ映画というファンタジー;J・K・ローリング 「モノ」語りの宇宙―そしてハグリッドはどこにいるのか?)
3 国内篇―気配と語りの醸成する気圏(荻原規子 気配と密度のファンタジー―うしろの正面だあれ;小野不由美 少女と怪異と一人称―多重視点の語りが照らしだすもの;現代短歌そして穂村弘 マルシェとしての『かばん』から―遊びをせんとや、多言語文化と多声のカーニヴァル、そして穂村弘)
4 いま、ここのファンタジー(「つくも神」―妖精・妖怪が環境知能として復活する;映画ならではの“現実創出”の試み―映画『BFJ』はダールの語り口を超えて;開花するファンタジー;“型”の挑戦 そして芝居の“内”と“外”―時は元禄、江戸の御代、未確認飛行物体ゆーえふおー(義太夫詞章))
神話から「ポケモンGO」まで
『指輪物語』『ゲド戦記』『はてしない物語』『ハリー・ポッター』、あるいは荻原規子や小野不由美らのライトノベル、はたまた現代短歌まで、現実そのものがファンタジーじみてきたいまなお私たちを惹いてやまないファンタジーの魅力の秘密。百冊を超えるファンタジーを翻訳し、自身も小説家・歌人として携わってきた著者が送る、二一世紀のこれからのためのファンタジー読本。