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- バブル経済事件の深層
-
- 価格
- 902円(本体820円+税)
- 発行年月
- 2019年04月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784004317746
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[BOOKデータベースより]
平成の三〇年は、バブルの絶頂に始まり、その崩壊、その後始末に費やされた「失われた三〇年」だった。戦後日本の経済統治体制を突き崩し、金融システムを揺るがせ、大蔵省と検察がせめぎあった、その時代の重要事件を再検証する。「今だから正直に言えることがある」。新証言や未公開資料を発掘、事件の深奥へとわけ入る。
第1章 尾上縫と日本興業銀行―産業金融の雄はなぜ大阪の女将に入れ込んだのか
[日販商品データベースより]第2章 高橋治則VS.特捜検察、日本長期信用銀行―公的資金による金融破綻処理第1号に選ばれた男の逆襲
第3章 大和銀行ニューヨーク支店事件―「大蔵省護送船団」統治システムの失墜
第4章 大蔵省と日本債券信用銀行の合作に検察の矛先―国策の変遷で逮捕された大蔵官僚・窪田弘の悲劇
終章 護送船団を支えた2つの権力の蜜月と衝突
バブル崩壊がきっかけとなって発生した数々の経済事件。それらはやがて、日本の金融・行政システムをも揺るがし、長年にわたって日本経済を苦しめることになった。「平成」が終わろうとする今、そこから何を未来への教訓とすべきか。新証言や新資料を発掘し、新たな視点から重要な事件を再検証。背後にある深い闇の奥へとわけ入る。