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[BOOKデータベースより]
諏訪湖をめぐる物語。
[日販商品データベースより]自然との稀有な親和、一体感、それがこの語り手の生の原点なのだ。
そういう意味では、『四王湖岸』は他と違って、まさしく私小説なのだ。彼は湖への人間たちの仕打ちを嘆き、憤っているが、それは自身を産み、育てた聖なる母を傷つける者への怒りに他ならない。(文芸評論家・勝又 浩)
タイトルの「四王」とは諏訪湖周辺の一つの町、つまり地名である。町の人、市の人以外はあまり知られていない地名だが、それをはばからず押し出しているところにも、この語り手のいかにも諏訪湖の「申し子」ぶりがみえて私は納得したのである。(本書「跋」より)