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[BOOKデータベースより]
1989年の革命、9.11の犠牲、イラク戦争、深まる中東の危機、そして、アメリカ共和国の没落―。時代の変化に抗い、飽くことなく真実を追究した知識人、トニー・ジャットの魂の軌跡。
1 一九八九年―私たちの時代(終わりなき下り坂;ヨーロッパ、大いなる幻想 ほか)
[日販商品データベースより]2 イスラエル、ホロコースト、ユダヤ人(どこにも辿り着かない道;イスラエル―代案 ほか)
3 9・11と新世界秩序(『ペスト』について;みずからの最大の敵 ほか)
4 私たちの現在の生き方(鉄道の栄光;鉄道を取り戻せ! ほか)
5 人はいずれみな死ぬ(フランソワ・フュレ(一九二七‐九七年);アモス・エロン(一九二六‐二〇〇九年) ほか)
▼真実を追い求めよ
1989年の革命、9.11の犠牲、イラク戦争、深まる中東の危機、
そして、アメリカ共和国の没落――。
時代の変化に抗い、飽くことなく真実を追究した知識人、
トニー・ジャットの魂の軌跡。
トニー・ジャットは中央ヨーロッパのユダヤ系一族にルーツを持つ、
イギリス出身の歴史家であった。
奨学金少年(スカラーシップ・ボーイ)として、戦後福祉国家の恩恵を受けて育ったジャットは、
ヨーロッパ的な社会民主主義を徹底して擁護し、
反知性主義や反エリート主義の風潮に抗った知識人であった。
そう、ジャットは確かに知識人であった。
彼は歴史家として、歴史を書くだけではなく、
歴史に学び、得られた洞察と知恵をもって、現代世界に語りかけた。
1989年のさまざまな革命、9.11の犠牲、イラク戦争、深まる中東の危機、
そして、アメリカ共和国の没落――。現実が変化し事態が展開していくにつれて、
ジャットは、時代の潮流に逆らって進み、彼の知力のすべてをもって、
思想という船の向かう先を、異なる方向に向けるための戦いを繰り広げた。
本書は、飽くことなく事実と真実を追究した知識人、トニー・ジャットの
魂の軌跡である。