[BOOKデータベースより]
「不老不死」の動物なんて本当にいるの?波間に漂う不思議なクラゲがポワポワッと語る命の神秘。
第1章 発見は偶然から(チョウがイモムシになる!?;日本のベニクラゲも若返るか? ほか)
第2章 若返ってボンジョルノ(クラゲってどんな生き物?;増え方がややこしい ほか)
第3章 細胞にかくされた秘密(イモリに似ている?;iPS細胞とベニクラゲ ほか)
第4章 正解のない、奥深い話(「不老不死」なんてありえるの?;寿命があるのはなぜ? ほか)
第5章 歌うサイエンティスト(海の生き物に魅せられて;顕微鏡でクラゲのお世話 ほか)
死にそうになると、何度も若返ることができる―。
まさかと思うかもしれないけど、そんな夢みたいな動物が本当にいるんだ。
それが、ベニクラゲ。
カサの直径1cmほどのこの小さなクラゲは、強いダメージを受けたりして死にそうになると、大人の体から子どもの体に戻ってしまうんだ。まるでチョウがイモムシに戻るようにね。もしかしたら無限の寿命をもっているかもしれないので、「不老不死のクラゲ」って呼ばれることもある。
そんなベニクラゲの体には、いったいどんな秘密が隠されているのだろう。
その秘密をずっと研究しているのが、久保田信博士。京都大学の研究室でベニクラゲを14回若返らせた世界記録を持つ科学者だ。ベニクラゲが好きすぎて、とうとう自分で「ベニクラゲ音頭」まで作って歌っている、ちょっとユニークな先生でもあるんだ。
この本では、久保田博士の監修のもと、ベニクラゲの「ベニ太」「ベニ子」「ベニチーチさん」がナビゲーターとなって秘密に迫っていく。話は、iPS細胞など最先端の科学に関係したり、生き物にとって「寿命」とは何なのかまで広がっていくけど、心配しないで。ベニ太たちが、とっても楽しく、分かりやすく、解説してくれるから。
不思議な生き物にわくわくしている君、クラゲが好きなお兄さん・お姉さん、そして「若返り」という言葉にピクンと反応したお母さん、みんなに読んでもらいたい本なんだ!
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私はベニクラゲに関心があります。だからこの本を読ませて頂きました。これはベニクラゲの魅力について教えてくれます。私はベニクラゲについて、こんなにわかりやすく、丁寧に書かれた本に出会ったことはありません。私はベニクラゲが大好きになりました。そしてこれからもベニクラゲについて学んでいきたいと思いました。素晴らしい本だと思います。(水口栄一さん 60代・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】