- 意味の深みへ
-
東洋哲学の水位
岩波文庫 青185ー4
- 価格
- 1,276円(本体1,160円+税)
- 発行年月
- 2019年03月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784003318546
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東洋哲学の水位
岩波文庫 青185ー4
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[BOOKデータベースより]
イスラーム神秘主義、仏教唯識論、空海密教、老荘思想、インド哲学、西洋思想の記号学を論じることで、人間の思考、存在を決定する「コトバの意味」の根源を探求する。意識の深層に拡がる、渾沌とした「言語アラヤ識」を措定し、東洋哲学の立場から言語哲学的に考察する。デリダの、井筒に応答した小論文を併載。
1(人間存在の現代的状況と東洋哲学;文化と言語アラヤ識―異文化間対話の可能性をめぐって)
[日販商品データベースより]2(デリダのなかの「ユダヤ人」;「書く」―デリダのエクリチュール論に因んで)
3(シーア派イスラーム―シーア的殉教者意識の由来とその演劇性;スーフィズムと言語哲学;意味分節理論と空海―真言密教の言語哲学的可能性を探る;渾沌―無と有のあいだ)
「精神的東洋」をありかを求めて、仏教唯識論、空海密教、老荘思想、イスラーム神秘主義、現代思想のデリダ、ソシュールを自在に論じた著作。著者は、意識の深層領域に拡がる意識、言語の発生源となる場を「コトバ」を名づける。「コトバ」を基軸とする思惟が東洋思想の本質であることが、次々に解明される。井筒に応答したデリダの小論文(丸山圭三郎訳)を併載。(解説=斎藤慶典)