棉

地域資源を活かす生活工芸双書　

農山漁村文化協会
森和彦　松下隆　吉田恵美子　大道幸祐　

• 価格: 3,300円（本体3,000円＋税）
• 発行年月: 2019年03月
• 判型: Ｂ５
• ISBN: 9784540172144

内容情報

[BOOKデータベースより]

東日本大震災の年に始まった「全国コットンサミット」。農水省の統計にも載らない国内の棉栽培ですが、国産の棉で綿製品をつくりたいと考える人たちが毎年集まっています。本書は、この全国コットンサミットに集まった人たちの中から著者を得て、ワタの植物としての特徴、利用の歴史、ワタ栽培の復活の動きと具体的な栽培法、収穫後の綿繰りから綿布を織る過程、最後に布団ワタの再生をまとめました。

１章　植物としてのワタ
２章　利用の歴史
３章　各地の取り組み
４章　ワタを栽培する
５章　ワタが布になるまで
６章　ワタを利用する

[日販商品データベースより]

洋棉と和棉の違いなど植物的な特徴、16世紀〜江戸時代を通して庶民の衣生活を支えた棉の歴史、自給率0でも伯州綿や真岡木綿、会津棉、東北コットンプロジェクト等各地の栽培と綿繰りから織布まで利用の実際を収録。