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[BOOKデータベースより]
戦前・戦中・戦後を通して語り継がれた食と生活から見えてくる激動の時代とは。歴史学・地理学・社会学・文化人類学を横断しつつ、問いかける「胃袋の現代」論。
序章 食物語
[日販商品データベースより]第1章 あなたの胃袋誰のもの?―胃袋がたどった二〇〇年
第2章 空腹の記憶―戦争と飢え
第3章 生まれて初めて食べる味―戦後をつくった食の経験
第4章 土と米と暮らしの戦後史―高度経済成長期の食と農
第5章 一億総中流社会の憧れと胃袋―大量生産・大量消費時代の到来
第6章 消費者の誕生と食をめぐる意志―抵抗する胃袋
第7章 高度消費社会と胃袋のゆくえ
終章 胃袋から見た現代
【あなたに私の「食」の履歴を話したい】
戦前・戦中・戦後を通して語り継がれた食と生活から
見えてくる激動の時代とは。
歴史学・地理学・社会学・文化人類学を横断しつつ、
問いかける「胃袋の現代」論。
戦後史を「胃袋」から見ると、どのように見えるのだろうか。
前作『胃袋の近代』で明らかにされた「記憶として個々人が
抱えていたが、歴史化されてこなかった」出来事たちを、さら
に現代に向かって証言・資料を基に丹念にとらえていく。
「7袋のポテトチップス」が浮かび上がらせる、
飽食・孤食・崩食を越えて「逢食」[ほうしょく]へ至る道すじとは。
「あなたに私の食の履歴を話したい」。『胃袋の近代』
が刊行されて間もなく、読者の方から、そう声をかけら
れた。人はそれぞれ「食の履歴書」をもっている。「食
物語(たべものがたり)」といってもよいかもしれない。
そこには食をめぐる状況や経験や思い出などが含まれて
おり、いわば人生の足あとが垣間見えることも多い。
「食べるを語る」人びとのライフヒストリーに耳を
傾けながら、胃袋・食・社会を巡る問いに答えうる
「暮らしの戦後史」を描くことが本書の目的である。
――本文より