被差別部落の伝承と生活

信州の部落・古老聞き書き
ちくま文庫　しー５２ー１

筑摩書房
柴田道子　

• 価格: 1,100円（本体1,000円＋税）
• 発行年月: 2019年03月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784480435774

内容情報

[BOOKデータベースより]

１９６８年から１９７０年にかけて、長野県下五十数か所の被差別部落を訪ね歩き、百人を超える人々から得た貴重な証言が、一人の児童文学者によってまとめられていた。自分たちの先祖はどこからやって来て何をしていたのか？さまざまな伝承に込められた思いや知られざる歴史、日々の生活に根差した文化、差別に抗した闘いの記憶。いま差別とヘイトに抗するために。

第１部　伝承と歴史（白山信仰と部落；子ども好きの白山さま；“虎の巻”と呼ばれた長吏田来之記　ほか）
第２部　生活と文化（落穂拾い；据え風呂の立つ日；菅笠づくり　ほか）
第３部　水平社の闘い　高橋市次郎老聞き書き（高橋市次郎さんを訪ねて；水平社運動、火の手をあげる；最初の差別糾弾　ほか）

[日販商品データベースより]

長野県下の五十余の被差別部落、百人を超える人々から行なった聞書集。暮らしや民俗、差別との闘い。語りに込められた人々の思いとは。解説　横田雄一