[BOOKデータベースより]
東日本大震災で、わが子3人を失った、遠藤さん夫妻。生きる望みを失いかけたふたりを支えたのは、木工遊具「虹の架け橋」だった。木工遊具の製作を通して、人が悲しみに直面しながらも生きていく姿を描く、著者渾身のノンフィクション。
第1章 地震が起こる前(石巻から東京へ;木工所で働きたい;ふるさと石巻へ;明るい家庭)
第2章 津波にのまれて(わが家にもどれない;街が消えた;子どもをさがしに)
第3章 地震のあと(避難所のリーダー;あかずの部屋;テイラー文庫;チームわたほい)
第4章 虹の架け橋(虹の架け橋第一号;虹の架け橋第二号・第三号)
東日本大震災で、わが子3人を失った夫妻。生きる望みを失いかけたふたりを支えたのは、木工遊具「虹の架け橋」だった。人が悲しみに直面しながらも生きていく姿を描く、著者渾身のノンフィクション。
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毎年この時期になると、あの日を忘れてはいけないと、本を探し始めます。
昭和も遠くなり、戦争は知らないけれどあの震災を知っている人と、あの震災を知らない子どもたちも増え続けている中で、忘れないこと、伝えることの重要さを感じるからです。
津波の被害に遭われた多くの方々には、それぞれに悲しみを乗り越えてきた歴史があります。
自分の子どもを三人、津波によって失われた遠藤さんにとっての悪夢はいかばかりだったでしょうか。
でも、遠藤さんにとってのエネルギーは、あの日を忘れないことと、生きている命に対して伝えるということだと感じます。
遠藤さんが製作されたいくつもの「虹の懸け橋」に、遠藤さんの祈りを感じました。
自分の立場として、あの震災を体験したものとして、読み聞かせの中で、伝えることを続ける責任を感じつつ読み終えました。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】