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- 増補隔離
-
故郷を追われたハンセン病者たち
岩波現代文庫 S312
- 価格
- 1,518円(本体1,380円+税)
- 発行年月
- 2019年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006033125
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[BOOKデータベースより]
家族からも故郷に帰ることは勿論、連絡をすることも拒絶されることが多かった、元ハンセン病患者たち。社会から、生きることから「隔離」された彼らに深い共感を抱き続けた著者が、若いころからライフワークとして一人一人の話を聞いた貴重な記録。らい予防法が廃止され、国が謝罪をしても、彼らの苦しみが終わったわけではない。アンケートにより集めた高齢になった彼らの今の思い、著者の論考「隔離の中の医療」を新たに収録した増補版。
序 理由のないものに刻まれる生
[日販商品データベースより]1 収容の日
2 らいを病んだ母
3 戦争とらい
4 島での生活
5 発電所のある村―らいを病んだ故郷の人たち
聞き書きを終えて
らい者は今日も故郷を想う―一九九一年
続く故郷の拒絶―二〇〇一年
終焉期に聞こえる声―二〇一七年、ハンセン病療養所入所者へのアンケートハガキから
隔離の中の医療
1996年らい予防法が廃止、2001年裁判で国の法的責任が明らかになった後も、ハンセン病隔離政策が終わり、回復者たちの苦しみ・哀しみが解決したわけではない。著者のライフワークともいえる、ハンセン病回復者たちの故郷への想い、人生の哀しみを伝える聞き書き。彼らの現在の声をも伝える増補版。(解説=宮坂道夫)