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- 鷹羽狩行の百句
-
十七音への果敢なる挑戦
ふらんす堂
片山由美子(俳人)
- 価格
- 1,650円(本体1,500円+税)
- 発行年月
- 2018年12月
- 判型
- B6変
- ISBN
- 9784781411453


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[BOOKデータベースより]
鷹羽狩行の百句
[日販商品データベースより]鷹羽狩行と俳句の時代
◆十七音への果敢なる挑戦
菖蒲湯の沸くほどに澄みわたりけり
この句は、間違いなく狩行の代表作のひとつである。浴槽に張った水はもちろん透明な美しい水であるが、それが熱せられるとともに変化が現れたというのだ。感覚的な把握かもしれないが、「沸くほどに澄みわたり」という断定には動かしがたい説得力がある。ふだんより少し熱めに沸いた湯かもしれない。新湯の鋭さを思わせ、青い菖蒲を浮かべれば、まさに切れそうな刃のようだ。好みの温度設定をした給湯設備で供給される湯では、水との違いを目で見て感じることなどないであろう「澄み」である。