- 陸軍特別攻撃隊 2
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- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2019年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784168130786
[BOOKデータベースより]
昭和19年11月、比島には八紘隊、一宇隊、靖国隊など新たな特攻隊が次々と投入された。大本営は実態とかけ離れた戦果を発表し、国民を欺いた。“処刑飛行”を強いられた“生きた軍神”、重爆特攻の悲劇、動揺する四航軍司令官…陸軍特別攻撃隊の真実の姿を描く記念碑的作品第2巻。
赤い翼灯
英霊顕彰
生きている軍神
八紘隊と靖国隊
十機十艦に命中
特攻諸隊前線へ
敵中に胴体着陸せよ
鉄心隊・護国隊・勤皇隊
二度目の戦死
重爆特攻の悲惨
自殺攻撃に出発します
さまよう神々
正常と異常の間
処刑飛行
鴻上尚史氏(『不死身の特攻兵』著者)驚嘆!
「圧倒的な筆力で、特攻隊のリアル≠ェ描かれています」
「特攻作戦」の実相を書き尽くした執念のライフワーク!
菊池寛賞受賞ノンフィクション・第二巻(全三巻)
「貴様は特攻隊なのに、ふらふら帰ってくる。貴様は、なぜ死なんのだ」
猿渡参謀長は敵艦船を撃沈したか、どうかという戦果を問題にしないで、ただ、ひたすらに佐々木伍長の死ぬことを重要視していた。特攻隊は死にさえすればよい、というかのようであった。(本書より)
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