この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- コレステロール・中性脂肪
-
価格:1,375円(本体1,250円+税)
【2024年04月発売】
- インボイスは廃止一択
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2024年06月発売】
- 琉球組踊 玉城朝薫の世界
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2004年05月発売】
ゲスト さん (ログイン) |
![]() |
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
価格:1,375円(本体1,250円+税)
【2024年04月発売】
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2024年06月発売】
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2004年05月発売】
[日販商品データベースより]
優生思想――障害をもって生れてくる子どもたちへの生命倫理を問う
2016年7月、相模原殺傷事件の加害者は、「障害者を殺すことは不幸を最大まで抑えること」と主張しました。その翌々年、10歳代で優生手術を強制された宮城県の女性が、国家賠償請求訴訟を起こしたと報じられました。
精神医療の領域で優生思想が問われたのは、第一に戦前の断種法制定をめぐる論争においてであり、第二に1970年代の優生保護法改悪反対運動においてでした。加えて、1980年代には、岐阜大学胎児人体実験批判を契機にして、日本精神神経学会研究と人権問題委員会が「優生保護法に関する意見」を公表しました。
しかし、母体保護法の時代になってからの優生思想については、検討が不十分なままでした。
「精神医療」誌では、旧優生保護法と精神医療とのあいだの問題は、いまだ「旧」と呼ぶことの出来ない、きわめて現代的な問題ではないだろうかという認識のもとに、多様な角度からの論考を、特集として編むことにします。