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- 夜明けまで眠らない
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- 価格
- 1,045円(本体950円+税)
- 発行年月
- 2018年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784575008050
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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- 北区の太
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正統派ハードボイルド
元傭兵で今はタクシーの運転手をしている主人公が血の匂いがする客を乗せ、その客が携帯を車内に(意図的に?)置き忘れたことから全てが始まる。主人公が困難(揉め事)から逃げない、自分に課したルール・拘りがある、他人に対し優しい、美しい女性が登場し必ず心優しい主人公に心を寄せる、荒事・暴力事が発生する、そして主人公がかかる荒事・暴力事に強いといった、ハードボイルド小説の基本的な条件を全て満たした、典型的なハードボイルド小説。かと言って、その筋書きが読めてしまうということはなく、最後までハラハラさせ、惹きつける。月並みな表現だが、一気読み必至のこれぞハードボイルドという一冊。
[BOOKデータベースより]
謎の携帯電話が男を悪夢の大陸へと呼び戻す。「敵」が存在する限り、平穏は訪れない―みなぎる疾走感。息を呑むアクション。大沢ハードボイルドの新たな地平!!
[日販商品データベースより]タクシー運転手の久我は、血の匂いのする男性客を乗せた。かつてアフリカの小国で傭兵として戦っていた久我の同僚らしい。客は車内に携帯電話を残して姿を消した。その携帯を奪おうとする極道の手が迫り、久我は縁を切ったはずの激しい戦いの中に再び呑まれていく――みなぎる疾走感がたまらない大沢ハードボイルドの新たな傑作!