- 渋沢敬三 小さき民へのまなざし
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- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2018年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784908028342
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[BOOKデータベースより]
草創期民俗学を開拓した渋沢敬三の著作に、後代による解説・批評を加え収録。
渋沢敬三の学問―生き方と重なる研究方法
[日販商品データベースより]渋沢敬三の視座―「同定」へのこだわり
渋沢敬三と日本民族学協会
渋沢敬三影響下の地方民間博物館―「声のレコード」をめぐって
師弟で歩いた出雲―片句浦に残る書簡から
渋沢敬三「エッセイ+論考+講演」(非文字資料の発見―民具と絵巻物;水産史と魚名誌;旅と交流)
渋沢敬三は、渋沢栄一の孫として生まれ、第一銀行副総裁、日銀総裁、戦後は大蔵大臣を務めるなど、実業界・官界で活躍した。その一方で、東大卒業後の若き日にはアチック・ミュージアム(のちに日本常民文化研究所)なる私設博物館を開設し、昭和戦前期には、民具の収集・分類、古文書の収集・整理、漁業史や漁具研究を中心に民俗研究を行い、宮本常一など民俗学者・歴史学者を輩出した。戦後、このアチック・ミュージアムは、国立民族学博物館設立へとつながる。
渋沢敬三はその研究活動の中で、自身は『日本釣魚技術史小考』『日本魚名集覧』『塩俗問答集』などの著作を著わし、また国内・海外を旅したエッセイや、民俗に関するエッセイなどをものしている。民俗学でつかわれる「常民」なる言葉も、渋沢の造語といわれる。
本書は、渋沢敬三の著作より抄録、後代による解説・批評加え、より分かりやすく読者に提供する。