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[BOOKデータベースより]
君主が嫡子の生母を殺す中国中世史の謎の意味。中国中世史の泰斗が、ほぼ半生をかけて諸処に散在する史料を再構築して、戦乱の時代が終結するメカニズムを解き明かす。
なぜ「子貴母死」は制度になったか―部族国家の構造変化が必要とした「歴史と伝統の転換」の苦痛
[日販商品データベースより]部族解散とは何のための施策だったか(賀欄部族解散問題;独孤部族解散問題)
代北地域における拓跋と烏桓の共生関係―『魏書』序紀関連史実の解析
『代歌』・『代記』と北魏国史―国史の獄の史学史的考察
文献にあらわれる代北東部の若干の拓跋史跡の検討
拓跋猗盧残碑及び拓本に関する題辞二篇―残碑出土地点についての疑問解明を兼ねて
「子貴母死」制度研究の構想について
文字通りの「カオスと暴力の時代」五胡十六国を終わらせた拓跋部。なぜ彼らは,抗争に明け暮れる諸勢力を駆逐し,新しい秩序の誕生を促すことができたのか。本書は北魏後宮における「子貴母死(子貴ければ母死す)」制こそが,その秘密だと見抜く。皇帝位の継承順序の安定化をはかるために,あろうことか君主が自身の妻を惨殺するという,中国史においても人倫に悖るとされてきたこの制度こそ,外戚勢力を抑え抗争を最小化する秘密だったのだ。