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- 特攻知られざる内幕
-
「海軍反省会」当時者たちの証言
PHP新書 1168
- 価格
- 1,078円(本体980円+税)
- 発行年月
- 2018年12月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784569842141
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[BOOKデータベースより]
本書は、「海軍反省会」における膨大な議論の中の、「特攻」に関わる主要個所を取り上げてまとめたものである。「海軍反省会」とは、旧海軍の中堅幹部であったメンバーたちが、昭和55年から平成3年まで、131回にわたり行った会議で、海軍の失敗を検証し、後世の参考に記録を残すことを目的としていた。その録音テープには、先の大戦中に作戦計画や戦場での指揮を取った人々の肉声が、約400時間にわたって残されている。本書にはその記録から、軍令部や海軍省、艦隊などの現場で「特攻を送り出す側」の現実と本音が鮮明に表れている証言を収録している。
第1章 特攻の本質と終戦への影響
[日販商品データベースより]第2章 水中特攻作戦の真相を語る
第3章 特攻と原爆の功と罪
第4章 『あゝ同期の桜』の生き残りが語る特攻
第5章 「決死の戦法」が「必死の戦法」に変えられるとき
第6章 特攻を命令した責任から逃げる上官たち
第7章 特攻を指示したのは誰か
第8章 変人参謀・黒島亀人と特攻
特攻はなぜ始まったのか、なぜ止められなかったのか――。当時の内幕を知る海軍中堅幹部たちが「海軍反省会」で語った、知られざる真相とは?
「海軍反省会」とは、旧海軍の中堅幹部であったメンバーたちが、昭和55年から平成3年まで、131回にわたり行った会議である(全録は『海軍反省会1〜11』としてPHP研究所より刊行)。この海軍反省会は文字通り、海軍の失敗を検証し、後世の参考に記録を残すことを目的としていた。その録音テープには、第二次世界大戦中に作戦計画や戦場での指揮をとった人々の肉声が、約400時間にわたって残されている。
本書は、「海軍反省会」における膨大な議論の中の、「特攻」に関わる主要個所を取り上げてまとめたものだ。特攻の記録から、軍令部や海軍省、艦隊などの現場で「特攻を送り出す側」の現実と本音が鮮明に表れている証言を収録している。当時の様子が生々しく伝わってくるとともに、会を重ねていくなかで、特攻を巡る様々なことが明らかになってゆく。平成の終わりの今だからこそ、必読の書。