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[BOOKデータベースより]
『火垂るの墓』『風立ちぬ』など、ジブリの名作を題材に学ぶ戦争。なぜあのような戦争は起こったのか。ジブリ映画の時代背景を、実際の歴史資料を使ってよみとき、現代社会と戦争の関係を考える。物語として消費できない戦争のリアルを知る。関東大震災から戦後の高度成長期までの15講!
お話ししたいこと
[日販商品データベースより]大衆社会の出現―関東大震災(『風立ちぬ』1)
飛行機と戦争―三菱はなぜ二郎を傭い飛行機を造るのか(『風立ちぬ』2)
貧困と戦争―シベリアと満洲事変(『風立ちぬ』3)
飛行機と戦艦の主役交代―二郎のドイツ行きをめぐって(『風立ちぬ』4)
社会主義―ゾルゲ事件とその背景(『風立ちぬ』5)
病と結婚―二郎の結婚はなぜさびしいのか(『風立ちぬ』6)
日中戦争―九六陸攻と重慶爆撃(『風立ちぬ』7)
日米戦争―零戦が対米戦争で果たした役割(『風立ちぬ』8)
日本とイタリア、そしてアメリカ―恐慌のなかで(『紅の豚』)
空襲―神戸はなぜ炎上したのか(『火垂るの墓』1)
飢え―戦争末期の国民生活(『火垂るの墓』2)
敗戦―人びとは何を思ったのか(『火垂るの墓』3)
戦災孤児―皆どこへ行ったのか(『火垂るの墓』4)
高度成長―まとめにかえて
『火垂るの墓』『風立ちぬ』『紅の豚』など、スタジオジブリ制作のアニメ作品を手掛かりに、昭和史、特に前半の戦争の時代についてやさしくかつ深く学ぶ。さらに、戦後の1950年代後半から60年代を通じて起った高度経済成長についてもふれる。
なぜあのような戦争は起こったのか。
関東大震災、昭和初期、そして敗戦の年である昭和20年まではどういった時代だったのか、ジブリ映画を戦争を学ぶ手がかりとして利用しながら、実際の歴史史料を通していまの問題と関連付け考える。決して過去ではない教訓の引き出しが増えることは間違いないだろう。おすすめブックガイドと年表つき。卒業論文のヒントも。
「戦争がなぜ起こりその結果どうなったかを学ぶことです。あわせて「社会主義」や「国体」などの高校の日本史ではほとんど習わない、しかし日本近代史を理解するうえできわめて重要な概念についても、解説していきたいと思います」
関東大震災、貧困、社会主義、ゾルゲ事件、大衆の出現、昭和恐慌、満洲事変、日中戦争、日米戦争、航空機、敗戦、戦争孤児、食にみる高度成長、朝鮮戦争など15の講義を通して、昭和史に鋭く切り込む。