戦争・平和・国際組織

歴史的に考える

東海大学出版部
武田昌之　

• 価格: 7,480円（本体6,800円＋税）
• 発行年月: 2018年11月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784486021759

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１部　ヴァイマル期における平和主義（ヴァイマル期における平和主義；国際連盟とドイツの平和主義）
第２部　国際連盟成立期の国際組織構想（国際連盟成立期の国際組織構想；国際連盟成立期の国際組織構想（２）―ドイツ国際法協会案；国際連盟成立期の国際組織構想（３）―連合国側の諸提案；国際連盟成立期の国際組織構造（４）―ドイツ政府案を中心に；国際連盟成立期の国際組織構想（５）―諸構想の比較）

[日販商品データベースより]

国際連盟へと流れ込む思想の水脈は一つではなかった。

そして、平和を希求する数多くの水流が1920年代を源泉として流れ出した。

ブルンチュリ、シュッキング、ヴェーベルク、

ゲルラハ、ヒラー・・・・・・さまざまな国際法学者の国際組織構想や、平和主義者の兵役と兵役拒否に対する見解を通して、近代の戦争と平和の常識を相対化し、さらには、日本国憲法第9条第2項の歴史的な意味を考える。