- 共通語の世界史
-
ヨーロッパ諸言語をめぐる地政学
- 価格
- 5,060円(本体4,600円+税)
- 発行年月
- 2018年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784560096598
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[BOOKデータベースより]
商業・宗教・軍隊。ヨーロッパに息づく少数言語から、世界で息まく連合言語まで!ホモ・ロクエンス(話すひと)の驚くべき多様性がおりなす人類史をめぐり、ことばの「シェア」に秘められてきた三大要素をときあかす。社会言語学の泰斗による名著、待望の邦訳。言語分布地図・言語名索引付。
第1部 連合言語(ヨーロッパの共通語;ヨーロッパと英語;ドイツ語と東方の呼び声;フランス語とその多様な使命)
[日販商品データベースより]第2部 ヨーロッパ諸言語の豊かさと錯綜(多種多様な声の限りない誘惑;錯綜するコード)
第3部 ヨーロッパの諸言語とナショナリズムの挑戦(言語からの号令;ことばの城塞)
共通語の世界史
ホモ・ロクエンス全史と商業・宗教・軍隊
ヨーロッパに息づく少数言語から、世界中で息まく連合言語まで!
ホモ・ロクエンス(話すひと)の驚くべき多様性がおりなす人類史をめぐり、ことばの「シェア」に秘められてきた三大要素をときあかす。
「アメリカ合衆国からオーストラリアやニュージーランドまで、南アフリカからカナダまで、さらには、インドのように、英語が国民語ではないまでも公用語の地位に就いている国々が同じくらいのひろがりを見せていることも考えに入れるなら、英語が商業と軍隊によって地球上の津々浦々にまでもち運ばれて、広大な空間を占めるにいたったわけである。[…]ヨーロッパでは、言語が愛国意識を高めるきっかけとなることがよくある。そのヨーロッパにおいて、言語による自己主張の渇望は、共通語の必要性をなきものにしないまでも、共通語の圧力を減らそうとする性質をもっている。こうしてみると、ヨーロッパは、英語に開かれていると同時に、言語的多様性を守ろうとする明確な態度を示していると言える」(本書より)。
社会言語学の泰斗による名著、待望の邦訳。巻末に、言語分布地図・言語名索引付。