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[BOOKデータベースより]
幕末維新は単なる断絶ではない。そこには近世から流れる文化的水脈があった―。「廃仏毀釈」「世直し」「民衆宗教」「キリシタン禁制」「攘夷」「伊勢神宮」など時代を彩るキーワードに焦点を当てつつ、思想・宗教の側面から幕末維新期を再考。維新150年を越えて、文化史の視座から近世と近代の架橋を試みた野心的な研究入門書。
第1部 維新とカミとホトケの語り(神仏分離研究の視角をめぐって;日本宗教史学における廃仏毀釈の位相;「世直し」の再考察―宗教史的観点から;「民衆宗教」は誰を語るのか―「民衆宗教」概念の形成と変容)
[日販商品データベースより]第2部 新たな視座からみた「維新」(幕末護法論と儒学ネットワーク―真宗僧月性を中心に;排耶と攘夷―幕末宗教思想における後期水戸学の位相;維新前後の日蓮宗にみる国家と法華経―小川泰堂を中心に;明治維新にみる伊勢神宮―空間的変貌の過程)
第3部 カミとホトケにおける「維新」の射程(幕末維新期のキリスト教という「困難」;幕末/明治前期の仏書出版;仏教天文学を学ぶ人のために―佐田介石と幻の京都「梵暦学校」が意味するもの;社寺領上知令の影響―「境内」の明治維新)
幕末維新は単なる断絶ではない。そこには近世から流れる文化的水脈があった――。
「神仏分離」「廃仏毀釈」「世直し」「民衆宗教」「キリシタン禁制」「攘夷」「護法論」「伊勢神宮」「上知令」など、幕末維新期を彩るキーワードに焦点を当て、思想・宗教の側面から幕末維新期を再考。明治維新から150年を経て、文化史の視座から近世と近代の架橋を試み、近世・近代を分断する「断絶点」として幕末維新期を捉える教科書的なイメージの覆しを試みた野心的研究入門書!
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進歩史観に対する反省を念頭に置きつつ、幕末維新期に断絶性だけではなく連続性をも見出そうという本書の視座は、したがって近世の知的営為のうちに近代の萌芽を見出すことを目的とするようなものではない。本書は、そうした近代化論的な視座に立つのではなく、むしろ近代といわれている時代のなかに、近世的な世界観や思惟様式がいかに継承あるいは展開されていったのかを、思想・宗教の面から問うものなのである。(「はじめに」より)
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執筆者(五十音順):青野誠/岩田真美/上野大輔/大澤広嗣/大谷栄一/碧海寿広/落合建仁/桐原健真/オリオン・クラウタウ/ジャクリーン・ストーン/芹口真結子/橋秀慧/谷川穣/林淳/引野亨輔/舩田淳一/ジョン・ブリーン/朴澤直秀/星野靖二/松金直美/三浦隆司