[BOOKデータベースより]
宇宙って風船みたいに丸い?それともクレープみたいに平たい?宇宙の姿を解明するという壮大なチャレンジに挑んだ人類の軌跡が、味わい深いイラストを通してわかる学習しかけ絵本。親子でいっしょに楽しめる一冊。
これまでの宇宙―古代ギリシアの宇宙観からビッグバン理論まで(古代ギリシア人の宇宙;球状の宇宙;無数の世界 ほか)
現在の宇宙―科学的観測にもとづいて(観測可能な宇宙;コズミックウェブ;銀河から素粒子まで)
未来の宇宙―科学者たちの思索(錯覚のいたずら?;宇宙はどのように終わる?;別世界への抜け道? ほか)
宇宙って風船みたいに丸い?
それともクレープみたいに平たい?
古代ギリシア人の考えた宇宙ってどんなの?
アインシュタインの目には宇宙はどんなふうに見えてたの?
コズミックウェブ(宇宙のクモの巣)ってどういうこと?
多元宇宙ってどんな姿をしているの?
古代や中世の学者から、コペルニクス、ガリレイ、ニュートン、アインシュタイン、そして現代の宇宙観や最新の宇宙理論まで、これまで私たちはどんなふうに宇宙の姿を描いてきたのか、そして描いていくのでしょうか?
著者のギョーム・デュプラは科学の歴史を丹念に調べ、さまざまな宇宙の想像図を集め、この本の中で紹介しています。
難しい考えをわかりやすく伝えるために、科学者はいろいろなイメージを用いて説明をします。膨張する宇宙を風船にたとえたり、宇宙の構造をスポンジを使って説明したり、多元宇宙の姿を泡の様子で表そうとしたり。
宇宙の姿を解明するという壮大なチャレンジに挑んだ人類の軌跡が、味わい深いイラストを通してわかる学習しかけ絵本。親子でいっしょに楽しめる一冊です。
同じ作者の作品の『動物の見ている世界』という仕掛け図鑑に感動しました。ですから、こちらもまた、大人の私も読むのが楽しみでした。
こちらも仕掛け絵本になっていて、子供の興味をそそります。
壮大かつ難しい宇宙のすがたを、身近なもので例えたり、わかりやすくイラストで教えてくれるので、眺めているだけでも、かなり頭がよくなった気分になれます。
地球版もあるようなので、そちらもぜひ読みたいと思いました。(クッチーナママさん 40代・東京都 女の子14歳、女の子11歳、男の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】