- 隠される宗教、顕れる宗教
-
国内編 2
いま宗教に向きあう 2
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2018年10月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784000265089
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 民間信仰論選集 第3巻
-
価格:17,600円(本体16,000円+税)
【2016年02月発売】
- 民間信仰論選集 第5巻
-
価格:25,300円(本体23,000円+税)
【2016年02月発売】
- 民間信仰論選集 第2巻
-
価格:16,500円(本体15,000円+税)
【2016年02月発売】
- 民間信仰論選集 第1巻
-
価格:22,000円(本体20,000円+税)
【2016年02月発売】
- 民間信仰論選集 第4巻
-
価格:18,700円(本体17,000円+税)
【2016年02月発売】
[BOOKデータベースより]
現代日本において宗教は、政治や社会とどのような関係にあるのだろう。日本会議と創価学会にみる「宗教と政治」、召還される「国家神道」、慰霊空間、宗教判例、宗教者の社会貢献、宗教法人論、キリスト教フェミニズム、日本文化論の中の宗教/無宗教、テレビメディアと宗教、「心理宗教テクニック」、宗教と医療・ケア…。これら気になるトピックについて、歴史的文脈を押さえながら総検証。見えにくい部分と表にあらわれている部分の両面から、現在の日本社会における「宗教」と「宗教的なもの」を考える。
序論 (ポスト)世俗化論と日本社会(西村明)
1 「政教分離」のポリティックス(宗教が政治に関わるということ(塚田穂高);召還される「国家神道」―保守政治・宗教右派・象徴天皇の交錯(奥山倫明);錯綜する慰霊空間―ポスト戦後的状況のなかで(西村明);宗教判例の戦後と現在(住家正芳))
2 宗教の「公益性」をめぐって(大震災後の宗教者による社会貢献と「心のケア」の誕生(高橋原);僧侶による“脱”社会活動―自死対策の現場から(小川有閑);宗教法人の公益性―二つの法人制度の比較から(竹内喜生);日本におけるキリスト教フェミニズムとその公益性(ミラ・ゾンターク))
3 見えない宗教、見せる宗教(日本文化論の中の宗教/無宗教(星野靖二);宗教の社会活動と公共放送―臨床宗教師のテレビ表出を中心に(榎本香織);心理宗教テクニックと現代日本社会(小池靖);ケア・宗教・世俗化における言説とその語り方をめぐって―何が顕れ、何が隠されるのか(古澤有峰))