- 臨床心理学で読み解く芸術家の創作
-
ロールシャッハ法と「なぐり描き(Mess Painting)」法を通して
箱庭療法学モノグラフ 第8巻
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2018年10月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784422114781
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[BOOKデータベースより]
第1部 本研究の問題、目的(問題1;問題2)
[日販商品データベースより]第2部 ロールシャッハ法を用いた研究(美術専攻大学院生の「自我のための退行」について;抽象画家の「自我のための退行」の有り様について;芸術家中西學氏の作品の変容と心理的変容との関連について―「自我のための退行」という観点からみた20年の間隔をおいた個展・ロールシャッハ法の比較より)
第3部 「なぐり描き(Mess Painting)」法を用いた研究(「なぐり描き(Mess Painting)」法の4つの事例研究;「なぐり描き(Mess Painting)」法の退行促進作用がポジティブに作用しなかった事例;「なぐり描き(Mess Painting)」法の3つの事例研究(美術専攻大学院生))
第4部 総合考察(第2部・第3部の総合考察)
"芸術家を創作に駆り立てる力とは何か。その精神力動を解明する鍵として、Kris, E.の唱えた「自我による自我のための退行」という概念を拠り所とし、Jung, C. G.の「退行」と「進展」の考え(創造的退行)の概念を援用しながら、創作の秘密を探る。ロールシャッハ法を用いた事例を挙げ、一般人と芸術家の差や、抽象画家と具象画家の差、一人の芸術家の20年に亘る変化を考察。また、「なぐり描き(Mess Painting)」法による「自我のための退行」を検討し、描画臨床領域における「なぐり描き」法の可能性を示す。"