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価格:4,620円(本体4,200円+税)
【2023年08月発売】
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【2023年08月発売】
[BOOKデータベースより]
日本銀行入行後から総裁就任前まで、セントラルバンカーとしてのバックボーンを形成した時期を扱う第1部。総裁就任後、経済・金融面で生じた重要事件に対する決定と背後にあった判断、真の論点、自身の思いを分析する第2部。中央銀行のあり方を中心に、望ましい通貨管理制度をグローバルな視点で考察する第3部。
激動の5年間
[日販商品データベースより]第1部 日本銀行でのキャリア形成期(日本銀行でのキャリアのスタート;バブル経済;バブル崩壊と金融危機;日本銀行法の改正;ゼロ金利政策と量的緩和政策;「大いなる安定」の幻想)
第2部 総裁時代(日本銀行総裁に就任;リーマン破綻;デフレ論議の高まり;日本経済の真の課題;欧州債務危機;「包括緩和政策」;政府・日本銀行の共同声明)
第3部 中央銀行の使命(中央銀行の役割;非伝統的金融政策;国際通貨制度;「失われた20年」と「日本の教訓」;独立性とアカウンタビリティ;組織としての中央銀行)
終わりなき挑戦
1972年に日本銀行入行後、セントラルバンカーとして過ごした39年を振り返りつつ、日本銀行のみならず中央銀行という存在自体の意義や役割を論じる書。
著者が総裁の任にあった5年間(2008-2013年)は内外で大きな出来事が頻発した時期だった。
世界的には、就任直後に発生したリーマンショックに端を発したグローバル金融危機、その後の欧州債務危機があり、国内では、長期にわたって与党の座にあった自民党から民主党への政権交代、短期間での自民党の与党復帰、その間発生した東日本大震災、消費税率の引き上げ論議など、まさに「激動の5年間」と言えるだろう。
それらの局面で著者がどのように考え、何を重視してきたか、判断の根拠となった事柄が理論的な分析とともに語られる。
本書は3部構成となっており、第1部は日本銀行入行後から総裁就任前まで、著者のセントラルバンカーとしてのバックボーンを形成した時期を扱う。バブル経済とその崩壊、日本銀行法の改正など、政策決定の中核とは距離のある立場で当時どのように感じていたか、そして現在はどう分析するかを述べる。
第2部は総裁時代を扱う。経済・金融面で発生したことを各章に分けて、行った決定とその背後にあった判断を振り返り、何が真の論点であったか、著者自身の思いはどのようなものだったかを論じる。
第3部は、第2部までの分析を踏まえて、中央銀行のあり方を中心に望ましい通貨管理制度をいくつかの側面から考察する。第2部までが著者の日本銀行での39年を追う形で進行してきたのに対して、3部はよりグローバルな視点で中央銀行の使命を論じる。