- デカルト
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2018年09月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784560510223
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[BOOKデータベースより]
本書は、省察的熟考という隘路の向こうに遠望される“無限なもの”すなわち“神”の人間による知解可能性に依拠して、哲学史の産物である“カルテジアニズム”という従来のデカルト理解を破砕し、その多面的な哲学の全体像を豊富な引用文とともに新たに鳥瞰かつ虫瞰する。懇切丁寧な訳注を付す。
はじめに 五人目の銃士
[日販商品データベースより]第1章 人はいかにしてデカルト派になるのか
第2章 私は在る、私は存在する
第3章 神
第4章 デカルトによる合理主義
第5章 私の生、私の行い
第6章 科学者デカルト
おわりに デカルトとその子孫
〈無限なもの〉を主題にデカルト哲学を再解釈
ロディス=ルイスの代表作『デカルトと合理主義』(Q417)の邦訳刊行が1967年のこと、それから半世紀以上の時を経て、デカルトを真正面から論じた新たな1冊が文庫クセジュに加わった。その本書『デカルト』の著者によれば、私たちは「通俗的なデカルト理解つまりカルテジアニズムのせいで」この哲学者とその思索とちょっとのところで擦れ違ってしまう。常套句になった「心身二元論」や「合理主義」などの言葉によって塗り込められてきたこの「カルテジアニズム」を打ち破るために著者は、神の「無限な」という在り方に焦点を絞り、デカルト哲学を構成する代表的な論点のすべて(自我論、存在論、認識論、道徳論、生理学と機械論を含む自然学など)をそれに関連づけ、豊富なデカルトからの引用文とともに統一的な視座から再解釈しようと試みる。懇切丁寧な訳注を付した。