- ねーずみねーずみどーこいきゃ
-
- 価格
- 1,045円(本体950円+税)
- 発行年月
- 2018年09月
- 判型
- B5変
- ISBN
- 9784494012572
[BOOKデータベースより]
ねずみやうさぎは、どこへいくのかな?大好きなところにとびこむよろこびいっぱいの絵本。
[日販商品データベースより]ねーずみ、ねーずみ、どーこ、いきゃ? わがす(我が巣)へ、ちゅっちゅくちゅ……。うさぎやこぐま、はなちゃんは……。ページをめくるたび、大好きな人にとびこむ喜びが広がります。わらべうたにこめられた想いや、そこに感じる物語性を大切にした新シリーズの1冊。あかちゃんは絵を見ながら、おかあさんやおとうさんの声を聞き、想像を広げます。心地よいリズムで、ふれあいの時間をつくるファーストブックにぴったり。
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“ねーずみ ねーずみ どーこ いきゃ?”ねずみさん、どこへ行くのかな?“ちゅっ ちゅく ちゅ”と飛びこんでいったのは、素敵なところ!では、うさぎさんは? こぐまさんは?みんな、みんな、やっぱりね。だから、はなちゃんだって…あかちゃんと一緒に読んでいるだけで、リズムが生まれる嬉しい絵本「わらべうたでひろがるあかちゃん絵本」シリーズ。「わらべうた」と言っても、かまえることは何もありません。ページに登場する言葉を、あかちゃんに話しかけるように声に出して読んでみると、ほら、自然とリズムが生まれ、絵が生き生きと動きだすみたい。本作のもとになった「わらべうた」も、初めて聞いた時からなんだか馴染みやすくて。その上、こんなにシンプルな言葉だけなのに、物語が浮かび上がってくるのです。作者は作家としてだけでなく、子どもにお話を届ける活動に長く携わってこられたこがようこさん。わらべうたを通したお母さんとあかちゃんの「いい関係」を沢山ご覧になられてきたからこその、この作品。あかちゃんをトントンとあやす時の心地よいリズムと同じだと聞けば、なるほど納得。すぐに挑戦してみたくなりますよね。さらに絵を描かれているのは降矢ななさんです。どこか懐かしいような、シンプルながらも愛らしく、ユーモラスに動きまわる登場キャラクター達。描文字やあたたたかい色合い、絵本の世界へ誘ってくれる見返しなど、細部にいたるまで魅力がたっぷり!「長く愛され続ける絵本を」という作り手の思いが伝わってくるようです。最後に飛びこんできたはなちゃんをぎゅっとするのは、もちろん…?読んでいるみんなが幸せな気持ちになれる一冊ですね。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
ボランティア同士のおはなし会で、知人が読んでくれました。
わらべうたの節に合わせて優しく語りかけてくれたのがとても印象的でした。
小さい子向けのおはなし会にお薦めの1冊です。
こがようこさんの作品ということばかり気にしてしましたが、絵は降矢ななさんです。
本扉で、子ねずみがかごから顔を出して覗いている姿がとても可愛いです。
この作品ではわらべ歌に出てくる「ねずみ」だけでなく、「うさぎ」「くま」「はなちゃん(人間の女の子)」も登場します。
それぞれがお母さんに抱き着いている姿が描かれているので、聞き手の子どもたちも、一緒に聞いているお父さんお母さんにむぎゅっとされるといいなぁと思います。(てんぐざるさん 50代・埼玉県 女の子19歳)
【情報提供・絵本ナビ】