- 衣笠祥雄最後のシーズン
-
- 価格
- 1,034円(本体940円+税)
- 発行年月
- 2018年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784040822655
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[BOOKデータベースより]
2018年に亡くなったプロ野球界の往年のヒーローである衣笠祥雄と星野仙一。彼らと同時代に生き、信頼も厚かった作家は、昭和のレジェンドたちをどう描いてきたのか。山際淳司が遺したプロ野球短編傑作選。星野仙一・根本陸夫・村田兆治・東尾修・荒木大輔・落合博満・田淵幸一・江夏豊。昭和のレジェンドを描く9作品。
第1章 名将(メルセデスにて;オールド・ボーイズ・オブ・サマー)
[日販商品データベースより]第2章 名投手(“サンデー兆治”のこと;二〇〇勝のマウンド ほか)
第3章 強打者(アウトコース;田淵の夏の終わり ほか)
終章 引退(一本杉球場にて)
タフな男であるはずだった。
ちょっとぐらいの骨折なら、
何もいわずにゲームに出ていくような男だった。
そしていつものようにプレイして、
けろりとしている男だった。
“鉄人”にふさわしいエピソードをいくつも残していた。
その鉄人の、心の内側は、
とてもナイーブで傷つきやすく、繊細だった。
それが見えたとき、
人はこの鉄人を好きになるのだろう、と思われた。
(「バットマンに栄冠を――衣笠祥雄の最後のシーズン」より)
衣笠祥雄、星野仙一、根本陸夫、東尾修、荒木大輔、落合博満、田淵幸一、江夏豊。
昭和のレジェンドの素顔に迫る、山際淳司・プロ野球短編傑作選。