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ウェッジ 真鍋真 山田五郎
点
プロローグ 昔と今の恐竜常識講義1時限目 恐竜発見!講義2時限目 恐竜が生きた時代講義3時限目 そのそも恐竜って、どんな生き物?講義4時限目 素朴な疑問講義5時限目 だから恐竜は面白い!
●恐竜学者・真鍋 真先生とうんちくターミネーター・山田五郎さんが語り尽くした大人のための恐竜入門恐竜といえば、子どもの専売特許と思われがちです。そもそも子ども向けの恐竜本や図鑑は多数出版されていますが、大人向けの、しかも初心者向けの本は、ほとんど見あたりません。「子どもと一緒に楽しみたいのに……」と悩む親御さんも多いのではないでしょうか?本書では、単純な疑問から知っていると子どもに自慢できることまでを、真鍋先生と山田五郎さんの対談形式でわかりやすくお伝えする1冊です。コロコロと変わる恐竜常識、見つからない化石、恐竜がなぜ鳥に? 羽毛ウロコの問題などなど、知れば知るほど面白い恐竜を子どもだけにまかせておくのは、もったいない。本書を手に、お子さんとお近くの博物館へ、ぜひ!――「はじめに」より日本人は世界一、恐竜に関心のある国民かもしれない。恐竜は世界中の子どもたちに人気があるが、日本のすごいのは恐竜に関心のある大人が多く、出版物や展覧会などでも、最新の研究成果など、大人向けの内容がふんだんに盛り込まれているからだ。 それは、恐竜少年少女を卒業し損ねた大人たちの存在に加えて、「子どものおかげで、30年ぶりに恐竜に接するようになったのですが、僕が子どもの頃とは全然違っていて、すごいですね」と言うお父さんたちや、「うちの子は女の子なのに恐竜が大好きで、一緒に本を読んだり、博物館に通ったりするようになりました。恐竜って面白いですね!」と言うお母さんたちのおかげである。 山田五郎さんは恐竜が大好きだった少年時代を過ごしたが、博覧強記な山田さんと言えども、この企画を通して久しぶりに恐竜に接していただいたそうだ。山田さんと私は同世代なので、子ども時代の思い出など、共通するところが多々ある。今回、古い図鑑を一緒に見ながら、「むかしはこんなふうだったですよねー」とか、「あれ、この頃から説明が変わりましたね」というような数々の発見を一緒にすることができた。「鳥に進化した恐竜が鳥盤類じゃないなんて紛らわしいですよ。なんで変えないんですか? もっとふさわしい名前をつけたらいいじゃないですか!」なんていう提案もいただいた。学名や分類群名を変えてしまうと分類学が混乱するので、恐竜学者は1887年に提唱された竜盤類と鳥盤類をいまだに使い続けている。でも、2017年3月に提唱された新しい系統仮説のほうが有力と認められたら、山田さんの提案のように変わるかもしれない。 この本は、ふたりの元少年が対談した内容だが、うん十年ぶりに恐竜に接する方にも、そして初めて恐竜に興味を持ってくれるかもしれない方にも、手に取ってもらえたらと思って企画したものである。 それは、せっかく日本に生まれた方や、日本語が読める方たちに、世界的な「恐竜関心王国日本」を発見、体験していただきたいのだ。そうでなければ、もったいないし、恐竜という新しい視点、観点を持ったら、きっと読者一人一人の心の中で、何か新しいことを発掘してもらえるのではな
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
プロローグ 昔と今の恐竜常識
[日販商品データベースより]講義1時限目 恐竜発見!
講義2時限目 恐竜が生きた時代
講義3時限目 そのそも恐竜って、どんな生き物?
講義4時限目 素朴な疑問
講義5時限目 だから恐竜は面白い!
●恐竜学者・真鍋 真先生とうんちくターミネーター・山田五郎さんが語り尽くした大人のための恐竜入門
恐竜といえば、子どもの専売特許と思われがちです。そもそも子ども向けの恐竜本や図鑑は多数出版されていますが、大人向けの、しかも初心者向けの本は、ほとんど見あたりません。「子どもと一緒に楽しみたいのに……」と悩む親御さんも多いのではないでしょうか?
本書では、単純な疑問から知っていると子どもに自慢できることまでを、真鍋先生と山田五郎さんの対談形式でわかりやすくお伝えする1冊です。コロコロと変わる恐竜常識、見つからない化石、恐竜がなぜ鳥に? 羽毛ウロコの問題などなど、知れば知るほど面白い恐竜を子どもだけにまかせておくのは、もったいない。本書を手に、お子さんとお近くの博物館へ、ぜひ!
――「はじめに」より
日本人は世界一、恐竜に関心のある国民かもしれない。恐竜は世界中の子どもたちに人気があるが、日本のすごいのは恐竜に関心のある大人が多く、出版物や展覧会などでも、最新の研究成果など、大人向けの内容がふんだんに盛り込まれているからだ。
それは、恐竜少年少女を卒業し損ねた大人たちの存在に加えて、「子どものおかげで、30年ぶりに恐竜に接するようになったのですが、僕が子どもの頃とは全然違っていて、すごいですね」と言うお父さんたちや、「うちの子は女の子なのに恐竜が大好きで、一緒に本を読んだり、博物館に通ったりするようになりました。恐竜って面白いですね!」と言うお母さんたちのおかげである。
山田五郎さんは恐竜が大好きだった少年時代を過ごしたが、博覧強記な山田さんと言えども、この企画を通して久しぶりに恐竜に接していただいたそうだ。山田さんと私は同世代なので、子ども時代の思い出など、共通するところが多々ある。今回、古い図鑑を一緒に見ながら、「むかしはこんなふうだったですよねー」とか、「あれ、この頃から説明が変わりましたね」というような数々の発見を一緒にすることができた。
「鳥に進化した恐竜が鳥盤類じゃないなんて紛らわしいですよ。なんで変えないんですか? もっとふさわしい名前をつけたらいいじゃないですか!」なんていう提案もいただいた。学名や分類群名を変えてしまうと分類学が混乱するので、恐竜学者は1887年に提唱された竜盤類と鳥盤類をいまだに使い続けている。
でも、2017年3月に提唱された新しい系統仮説のほうが有力と認められたら、山田さんの提案のように変わるかもしれない。
この本は、ふたりの元少年が対談した内容だが、うん十年ぶりに恐竜に接する方にも、そして初めて恐竜に興味を持ってくれるかもしれない方にも、手に取ってもらえたらと思って企画したものである。
それは、せっかく日本に生まれた方や、日本語が読める方たちに、世界的な「恐竜関心王国日本」を発見、体験していただきたいのだ。そうでなければ、もったいないし、恐竜という新しい視点、観点を持ったら、きっと読者一人一人の心の中で、何か新しいことを発掘してもらえるのではな