[BOOKデータベースより]
西郷隆盛の本名は隆永!?江戸幕府崩壊の原因は家康にあった!?信長が天皇を超えるために取った戦略とは?なぜ平氏政権絶頂期に『源氏物語』を書けたのか?邪馬台国の女王は「卑弥呼」ではない!?「ケガレ」「和」「怨霊」「言霊」「朱子学」「天皇」の6つの逆説史観で2500年史を読み解くと、教科書では学べなかった“本当の日本史”を知ることができる。超ベストセラー『逆説の日本史』の著者が、30年以上に及ぶ執筆活動で体得した「極意」を初公開。この1冊で100冊分の教養が身につく決定版です!!
はじめに―「本当の日本史」を知るための六つのキーワード
第1章 ケガレ忌避信仰―平清盛「武士」政権の誕生と「部落差別」問題
第2章 「和」の精神―聖徳太子「憲法十七条」と「話し合い絶対主義」
第3章 怨霊信仰―崇徳上皇の祟りを恐れた明治天皇の懺悔文
第4章 言霊信仰―邪馬台国の女王卑弥呼と「本名のタブー」
第5章 朱子学という「宗教」―徳川家康の統治理念と倒幕運動の皮肉
第6章 天皇と日本人―「アマテラスの末裔」が支配する国のルール
おわりに―日本史の醍醐味を知る「基本中の基本」
逆説シリーズ著者が「日本史の極意」を公開
井沢元彦氏のライフワーク『逆説の日本史』は、シリーズ累計510万部を突破する歴史ノンフィクションの金字塔ともいうべきロングセラーです。最新刊『日本史真髄』は、これまで編年体で展開した「逆説」シリーズとはまったく視点を変えて、「ケガレ」「和」「怨霊」「言霊」「朱子学」「天皇」の6つのテーマで日本史全体を捉え直し、日本人の思考や行動を呪縛するものの正体を歴史的事件から読み解いていきます。
例えば、江戸時代の歴史は、朱子学が分かってないと理解できません。織田信長が明智光秀に殺された本能寺の変を目の当たりにした徳川家康は、主君への忠義を絶対とする朱子学を導入し幕府体制を盤石にしました。ところが、その朱子学のために尊皇論が起こり、二百七十年続いた幕府は倒されてしまう。なぜか。徳川家は「覇者」であって天皇家こそ真の「王者」とする朱子学の思想に武士達が目覚めたからです。この朱子学の影響は、士農工商という身分差別や幕末期の日本外交にまで悪影響を与えているのです。
井沢氏が三十年以上かけて体得した「日本史を理解する極意」をすべてさらけ出した「逆説史観」の真髄。この一冊で百冊分の教養が身につく決定版です。
【編集担当からのおすすめ情報】
本企画は、著者の井沢元彦氏が満を持して放つ「日本史の極意」です。『逆説の日本史』『逆説の世界史』シリーズをはじめ、三十年以上におよぶ執筆活動で体得した歴史の見方・考え方の「企業秘密」を初公開!!
新たなシリーズ「コミック版 逆説の日本史」と合わせてお読みください。シリーズ第1弾「戦国三英傑編」は全国書店にて大反響発売中です。電子書籍版ではオールカラーで読むことができます。
「コミック版 逆説の日本史」シリーズ第1弾「戦国三英傑編」と合わせてお読みください。
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:4)
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井沢ファン
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記録の整理になった
内容としては、今までの『逆説の日本史』の流れになっているが、ややバージョンを変えつつあるような気がする。そこまで言い切ってていてもいいの?というものもあるが、骨太部分は個人的には賛同しているので少し位変なところがあっても愛嬌で読める。AMAZONの評価を見ると、低評価をしている連中がいるが、大方、学者の端くれなのだろう。でもどう考えてもその低評価は正鵠を得ておらず、些末ところを非難しているだけに見える。もう少し著者の意見を参考にした方がいいのではないかと思う。
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井沢ファン
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記憶がよみがえった
内容としては、今までの『逆説の日本史』の流れになっているが、ややバージョンを変えつつあるような気がする。そこまで言い切ってていてもいいの?というものもあるが、骨太部分は個人的には賛同しているので少し位変なところがあっても愛嬌で読める。AMAZONの評価を見ると、低評価をしている連中がいるが、大方、学者の端くれなのだろう。でもどう考えてもその低評価は正鵠を得ておらず、些末ところを非難しているだけに見える。もう少し著者の意見を参考にした方がいいのではないかと思う。