スポーツ哲学入門

オリンピック・レガシーのために

論創社
島田哲夫　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2018年06月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784846017361

内容情報

[BOOKデータベースより]

オリンピックとはなにか、スポーツとはなにか。あらたなスポーツ概念を構築。オリンピック競技大会開催を含めたオリンピック・ムーブメントの今後の「望ましき在り方」、「より善き在り方」を考察し、大会やムーブメントそのものの未来における必要性を問い、思考する。

第１章　“レガシー”の概観（「オリンピック憲章」とはなにか；“レガシー”計画の概観；仮説としての、あらたなスポーツ概念の提示）
第２章　人々とスポーツとの関わり方の歴史的検証（「近代スポーツ」の検討―ヨーロッパにおけるスポーツの歴史の概観；ヨーロッパ「古代」のスポーツの概観；ヨーロッパ「中世」のスポーツの概観；近代のスポーツ概念の検討；現代のスポーツ概念の検討）
第３章　あらたなスポーツ概念の再提示（スポーツと「他者」；スポーツと「欲働」；スポーツと「公共性」；スポーツと「尊厳」；スポーツと「倫理」；あらたなスポーツ概念の再提示）
第４章　プロサッカークラブの株主達の出資目的（プロスポーツビジネスの定義；ＵＫ、ＵＳＡのプロサッカークラブの株主達を考察の対象とする事由；シティ・フットボール・ジャパン（株）利重代表へのインタビュー；ＢＬＵＥ　ＵＮＩＴＥＤ　Ｃｏ．中村代表へのインタビュー；日本におけるプロサッカークラブの株主の状況；プロサッカークラブの株主達の出資目的；今後のオリンピック競技大会の開催に関して；むすび）

[日販商品データベースより]

「東京2020オリンピック競技大会」が開催される。しかし、ここでちょっと立ち止まって考えてみる。オリンピックとはなにか、スポーツとはなにか。私たちにとっての、あらたなスポーツ概念を構築する。